高配当株を買ってみたいけど、どんな銘柄がいいのかな?
わたし自身、高配当株の銘柄を購入していますが、配当利回りを中心に銘柄を選んでいました。
銘柄選びの基準が曖昧で、高配当株投資術を学びたいと考え、出会ったのがこの本です。
このような方におすすめの本です↓
- 高配当株をはじめてみたい人
- 銘柄選びに悩んでいる人
- 有望な高配当株を見つけたい人
著者
坂本彰さん
株式会社リーブル代表取締役。
サラリーマン時代に10万円から株式投資を始める。
現在資産は1億円超え。
主な著書
目次
- 第1章 株で着実に資産をつくるために知っておくべき7つのこと
- 第2章 勝ち組投資家が絶対に手を出さない「買ってはいけない株」
- 第3章 勝ち組投資家が絶対に手を出さない「買ってはいけない業種」
- 第4章 すべてのシナリオで勝ち抜ける投資法 ~有望な高配当株の見極め方~
- 第5章 高配当株で1億円儲けるためにすべきこと
株をするために知っておくべきことから、買ってはいけない株や業種、そして有望は高配当株の選び方まで、具体的な銘柄を挙げながら書かれているので理解しやすかったです。
高配当株の銘柄選びで参考になったこと
勝ち組投資家が絶対に手を出さない「買ってはいけない株」
高配当株投資には、情報はかかせません。
本書に書かれていた「買ってはいけない株」は以下の通りです。
多額の有利子負債(会社の借金)がある会社
売上や利益が毎年大幅に動く会社や業種
高いPERの会社 ※
コモディティ企業(モノマネ企業)
不適切会計、粉飾決算が疑われる会社
「四季報」や「決算資料」で確認できるものがほとんどです!
株を買う前に情報収集することが大事ですね!
勝ち組投資家が絶対に手を出さない「買ってはいけない業種」
買ってはいけない株に続き、買ってはいけない業種は以下の通りでした。
金融業(銀行、証券会社など)
国際優良株
不動産業
航空業界
バイオ関連
景気の影響を受けやすい金融業や不動産業、業績が安定しにくい国際優良株や航空業界、バイオ関連などの業種でした。
知名度やブランド力で銘柄を選びがちですが、企業の情報を集めてリスクを確認することが大切ですね!
すべてのシナリオで勝ち抜ける投資法 ~有望な高配当株の見極め方~
株価が上昇し、かつ配当金が増えていく高配当株の3つの共通点は以下の通りです。
- 純利益
- 増配
- タイミング
株を購入する際、何よりも先に業績(純利益など)をチェックし、その後に配当利回りや配当性向を確認することが大切ということでした。
高配当株を買うべきタイミングは、株価急落時、権利落ち後、過小評価された時が狙い目です!
権利落ち後は、株価が急落している場合もあるので、業績のいい銘柄を買うチャンスですね!
有望な高配当株が見つかる3つの条件
高配当株の中でも、よりよい銘柄をみつけるために確認するのは以下の3つの項目です。
四季報で業績をチェック
チェックする項目は、その銘柄の過去の売上高、純利益、1株利益、配当金の4つです
気になる銘柄は、四季報で業績を確認します!
PERが15倍以下の割安な銘柄を選ぶように気を付けます!
利益剰余金、有利子負債
有利子負債は直近の純利益5倍以下、最大でも10倍以下の会社を選んでください
これまで利益剰余金や有利子負債は気にせず買っていました。
利益剰余金ができるだけ多い銘柄を選ぶようにします!
配当利回り、配当性向
業績を確認し、利益剰余金や有利子負債の条件をクリアした銘柄をピックアップし、配当利回りや配当性向を確認していきます。
増配していて、配当利回りは3%以上の銘柄中心に買っていきます!
まとめ
これまで高配当株を買うときに、目先の配当利回りばかり見ていました。
配当利回りが高くても、業績が悪かったり、安定していない銘柄は避けた方がいい理由がわかりました。
買ってはいけないの銘柄(銀行株や不動産株など)をすでに保有しているので、業績を見ながらそのまま保有するか、売却するかを検討していきます。
高配当株投資に興味がある方はぜひ一度読んでみてくださいね!
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