配当をもらってみたい!
高配当株はどれを買えばいいのかな?
配当に魅力を感じ、高配当株に興味を持つ方が多いですよね。
わたし自身、ネットやSNSを通じて高配当株の銘柄を探していましたが、選ぶ基準があいまいでした。
より深く高配当株について学びたいと思い、出会ったのがこの本です。
このような方におすすめの本です↓
- 高配当株の基本を学びたい人
- 高配当株の銘柄選びに悩んでいる人
- 有望な高配当株・連続増配株を見つけたい人
著者
藤本壱さん
パッケージメーカー開発職を経て、フリーライターやパソコン教室講師として活動。
独自のテクニカル分析理論で好成績を上げている。
ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)としても活躍。
主な著書
目次
高配当株・連続増配株選びの基本から、買い方や売り方、今後も期待の厳選高配当株までが紹介されていました。
- 【プロローグ】 高配当株・連続増配株で資産を増やす
- 【1章】高配当株・連続増配株選びの基本
- 【2章】高配当株・連続増配株のタイプ別投資戦略
- 【3章】高配当株・連続増配株の買い方と売り方
- 【4章】景気動向に注意しながら中長期で考える
- 【5章】業種や投資テーマから見た銘柄選びの方法
- 【6章】2020年も期待の厳選高配当株
高配当の銘柄選びで参考になったこと
高配当株・連続増配株とは?
本書では以下の条件を満たす銘柄が紹介されていました。
条件:①毎年増配しているか、または減配していない(長期的に増配傾向)
条件:②売上や利益が順調に伸びている
条件:③現状の配当利回りがなるべく高い
条件:④業績や財務から見て割安である
条件:⑤株主への利益還元に積極的である
高配当株というと配当利回りを重視しがちです。
増配傾向にあるか、業績が伸びているかなども確認したうえで銘柄選びをするように書かれています。
高配当でも要注意な銘柄
高配当株の中には利回りが高くても、注意が必要な銘柄がたくさんあります。
本書では、以下のような銘柄について書かれていました。
- 配当性向が高すぎる銘柄
- 利益を超える配当を出している銘柄
- 売上と利益が連動していない銘柄
- 業績変動が大きい銘柄
- 割高すぎる銘柄
- 株主優待が良すぎる銘柄
- 有利子負債が多い銘柄
配当性向が高すぎる銘柄や有利子負債が多い銘柄など、すでに保有している銘柄もありました。
今後の業績を見ながら、保有し続けるのか、売却するのか検討していきます。
長期連続増配株
連続増配株は、業績が順調に伸び、利益も増加し、配当も増えていくような銘柄です。
利益が増えれば株価も上がり、値上がり益と高配当の両方で利益が得られるというメリットがあります。
最新の連続増配ランキングでは、花王(4452)、SPK(7466)、三菱HCキャピタル(8593)、小林製薬(4967)、ユー・エス・エス(4732)などがランクインしていました。
(2021年10月現在)
ユー・エス・エス(4732)は、中古車オークションの会場運営を行っている企業。
業績も好調なのでこの銘柄を保有しています。
高配当株・連続増配株の買い方
高配当株・連続増配株を買いたいと思っても、いつ買ったらいいのか悩むこともあります。
本書では以下の4つのタイミングで買うことをすすめていました。
- 上昇中の押し目
- 市場全体の急落
- 好材料が出たとき
- 人気薄で安値放置
押し目や市場全体の急落の際に買うことが多いですが、好材料が出たときや人気薄で安値の銘柄も探していきたいです!
高配当株・連続増配株の売り方
高配当化株・連続増配株は基本長期で保有する方針ですが、以下のような場合は売りを検討することも必要と書かれていました。
- 急騰したとき
- 悪材料が出たとき
急騰すれば、一旦利益確定して、また買いなおすことができます。
大きな減益などの悪材料であれば、株価が下がり続ける前に早めに売っておくのも一つの手です。
まとめ
高配当株・連続増配株の基本から、具体的なおすすめの高配当株までが書かれていて、学びの多い本でした。
高配当株の中でも、連続増配株や長期にわたり減配していない株を中心に保有していきたいと感じました。
「長期で高配当株に投資をしたい」という方におすすめの本です!
ぜひ一度読んでみてくださいね!
高配当株については、こちらの本もおすすめです↓
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