「株は夢をかなえる道具」は、投資初心者の女性におすすめの入門書です。
男性ターゲットの株式投資の本は多いですが、女性に焦点をあてた本です。
初心者の株の始め方から銘柄の選び方まで、著者の経験をもとに具体的に書かれています。
「株は夢をかなえる道具」
「株は夢をかなえる道具」がどのような本だったのか、どんなことを学べたのかをご紹介します。
「株は夢をかなえる道具」を読んだきっかけ
一般的に株といえば、「億り人」を目指してたり、ハイリスクで投資したりするものをイメージするかもしれません。
わたし自身は株で月5万円くらい稼いで生活を豊かにしたいと思い、投資をしています。
「株は生活を豊かにしてくれる道具」です。
月5万円あれば生活にゆとりが生まれます。
自分と同じ世代の等身大の女性が、どのように株をはじめて、どのように銘柄をえらんだかを知りたくなり本書を手に取りました。
著者
著者は杉原杏璃さん。
グラビアタレントとして、雑誌やバラエティ番組に出演。
いまは「株ドル」としても活躍されています。
ソフト補正下着のブランドを立ち上げた実業家。
投資資金30万円で始めて、5年目で1000万円を達成。現在は1億以上の利益を上げています。
杉原杏璃 公式ブログ Powered by LINE (lineblog.me)
目次
「株は夢をかなえる道具」は以下の通り、7つのチャプターにわけて書かれています。
- 私が株を始めた理由
- 初心者でも大丈夫、株式投資の始め方
- 知っておくと差がつく!売買テクニック
- 素人でも成功できたマイルール
- 銘柄選びは自分の「好き」を大事にする
- 「株ドル」から「億ドル」へ
- 株が世界を広げてくれた
この本を読んで学べたこと
この本を読んで参考になったことを3つご紹介します。
素人でも成功できたマイルール
杉原さんのマイルールについて共感できたものを取り上げます。
3~10%の利益が出たら売る
株価が上がってくるとまだまだ上がると思い利益確定できず、その後に株価が急落し、売り時を逃すときがあります。
わたし自身も配当目的で所有している銘柄でなければ、3~10%の利益で売ることにしています。
知らないジャンルには手を出さない
わたしも儲かりそうだからといって、知らないジャンルには手を出さないようにしています。
銘柄分析をするときも興味のない分野だと調べる気がおきません。
旅行業界や飲食業界には興味はありますが、その業界で働いていた経験から利益を出すのに苦労しているのを目の当たりにしたので、できるだけ手を出さないようにしています。
頭としっぽはくれてやれ
投資をはじめたころ、「底値で買って、天井で売りたい」という気持ちは強かったです。
株を保有し続けることにもリスクがあるので、決めたルールまで(3~10%)利益がでれば売ってしまうのも一つの手だと考えています。
すぐに損切しない
底値で買ったはずの銘柄がどんどん下がっていくこともあります。
株価は日々変動しているので、時間をかければまた株価が戻ってくることもあります。
自分が信じて購入した銘柄なら、損切せずそのまま保有しておくことも大切です。
年にいくら利益を出すか、目標を決める
それぞれ目指すゴールは違うので、私は「月に5万円で年間60万円の利益」を目標にしています。
投資で利益が出て資金を増やすことができれば、目標を上げていきたいと考えています。
銘柄選びは自分の「好き」を大事にする
「好きなもの」「興味があるもの」の株を選びます。
杉原さんは何度もこのように書いています。
人はそれぞれ興味のある分野が違うので、「自分が好きなもの」や「興味のあるもの」の株を選んだ方が銘柄分析へのモチベーションが上がります。
わたしが興味を持てるのは、観光業界や教育業界です。
観光業界といっても、旅行業ではなく、ホテル業や、運輸業などに注目しています。
(旅行業は利益率が低めなので、それ以外の観光業界に投資しています)
小さな子どもがいるので教育業界にも興味があります。
まずは興味が持てる銘柄から保有していきたいです。
株が世界を広げてくれた
投資で「自分らしい生き方」を手に入れよう
我が家は転勤族で小さな子どもがいるので、外で働くことが難しい状態です。
仕事が見つかったとしても、スーパーのレジ打ちやコンビニ店員など、誰にでもできるような仕事くらいしかありません。
誰でもできる仕事でも、立派な仕事ですが、猛勉強して入った大学の知識は使わず、これまでのキャリアも活かせないので、働く意欲がわきません。
株式投資なら、在宅の空き時間でできるし、自分が勉強をして利益を上げることができます。
「株をはじめてよかった、世界が広がった」と感じています。
これからも株を通じて「自分らしい生き方」を模索していきます。
まとめ
「株は夢をかなえる道具」を読んで、投資のマイルールや銘柄の選び方などを学ぶことができ、株へのモチベーションも上がりました。
専門用語も最低限しか使われておらず、株の初心者でも読みやすかったです。
株で「億り人」をめざすのではなく、株を使って夢をかなえていきたいです。
ぜひ一度手に取って読んでみてくださいね!
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